マイナスイオンの効果

  イオンとは電気を帯びた目に見えない原子および分子のことです。大気のイオンは大気電界の強弱に大きく関係し、大気の汚染度、湿度などにも大きく影響されます。大気が汚れて湿度が高い時には空気中にプラスのイオンが多く、大気電界もプラスになっていますし、その反対に大気が澄み切って湿度が低くすがすがしい状態の時は、空気中にマイナスイオンが多く、大気電界もマイナスになっているという傾向があります。

  人は一日、約9.5kLの空気を吸います。この空気にはなんと約200億のゴミ、ほこり、化学物質などの異物が含まれています。このような大気汚染物質はプラスイオンを増加させ、生体に悪影響を与えます。肺から吸い込むプラスイオンは酸素と一緒に血液中に溶け込み、血液を酸性に傾け、活性酸素を増加させます。

 一方、マイナスイオンは血液を通して身体全体をめぐり、細胞内の脂肪が酸化して(疲労の原因となる)乳酸が生成されるのを抑えます。そのため、新陳代謝を活発にし、各細胞の機能を活性化させ、疲労の回復を促進する効果があります。またそれに伴って、自律神経の機能が良くなるため、内分泌線の機能も良好となり、中枢神経や末梢神経にも好影響を与え、増血機能も増進します。そのため、抵抗力も増加し身体全体のバランスが良くなり、病気にかかりにくくなります。

  皮膚にとってもマイナスイオンは好影響を与えると言えます。たとえば、アトピー性皮膚炎にマイナスイオンが効果があると言われています。それはアトピー性皮膚炎の主な原因のひとつに、活性酸素が挙げられます。活性酸素は、皮膚を正常に保つ角質や皮脂腺を破壊し、皮膚に炎症を起こします。活性酸素は他の物質を酸化する(電子を奪う)性質を持ちます。しかし、マイナスイオンにより、活性酸素に電子を与えれば、他の物質を攻撃することがなくなります。このため、マイナスイオンはアトピーに効果を示します。

  現代人が住んでいる環境は、車の排ガス、工場の煙、電気製品の電磁波などプラスイオンだらけです。マイナスイオンが身体に良くてもマイナスイオンが多い環境に住む事はなかなか出来ません。そこで、マイナスイオンを簡単に身体に取り入れる方法としてお勧めしたいのが、マイナスイオン水を飲む事です。きれいで質の良い水を取り入れて身体の中の老廃物を排出し、新陳代謝を高め、疲労感を軽減させます。

  その他、生活の中で気を付けたい事をいくつか挙げておきます。まず、一日のうちで早朝の5時から8時が一番マイナスイオンが多い時間だと言われています。まずは早起きをして、窓を開け、新鮮な空気を部屋に入れましょう。また、空気中のゴミやほこりにはプラスイオンがくっつきます。まめに掃除をして、清潔な空気のお部屋にしましょう。又、木炭はプラスイオンを吸着し、マイナスイオンを供給してくれます。お部屋に木炭を置くのも良いでしょう。庭がある方は花の水やりなども良いでしょう。水が霧状態になっている時は、必ずマイナスイオンが多くなっています。滝や噴水のそばにはマイナスイオンが多い、と言われるのはそのためです。お部屋に植物を置いて霧吹き等で世話をしてやるのも良いですね。それから出来るだけ電磁波を減らすように、テレビやパソコンなどは付けっぱなしにしないように気をつけましょう。

  自然素材の環境を作る、昔ながらの生活、それがマイナスイオンを増やす最大の方法だと言えるようです。


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